COLUMNS吸湿剤ミニ講座

海外の化学法規制 CLP規則



第3弾はCLP規則です。


    CLP規則とは、2009年1月20日に発効された
    EUにおける化学品の分類、表示、包装に関する規則であり
    ヒトの健康と環境を高い水準で保護し
    物質、混合物および成型品の自由な流通の確保を目的としています。
    *CLPは分類(Classification)、表示(Labelling)、包装(Packaging)の略

    国連GHSの分類・表示システムと
    これまでのEUの分類・包装・表示システムに整合性をもたせ
    欧州REACHで導入された分類・表示目録を含ませることで
    EUの独自性を加味したものになっています。
CLP規則では原則としてEU域内で製造、輸入される全ての化学品について
EUの市場に出回る前に、危険有害性の分類を行う必要があります。

更に分類を行った結果、危険有害性があると分類された物質や混合物については
CLP規則に従ったラベル表記と包装を行う必要があります。

また、化学品を市場に出すEUの製造者/輸入者は
危険有害性の分類と表示を欧州化学品庁(ECHA)に届け出る必要があります。


当社のEX-DRYとSDSは、ともにCLP規則に対応しておりますので
欧州でも安心してご利用頂くことが可能です。


CLP規則についてご興味がある方は、下記のサイトをご参考下さい。

引用・参考サイト