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EX-DRY SU 製品紹介
FAQ よくある質問
1.もともとの素材の違いは?(シリカゲル対比)
2.吸着効果(メカニズム)については?
3.塩化カルシウムが主原料ですが電子部品に影響がないか?
4.熱が掛かって破裂しないか?
5.ガスの発生があるか?
6.吸着後熱がかかり吸着したものが戻らないか?
7.アジアと欧州のREACHとCLP対応は?
8.貿易の際に必要な書類について知りたい。
9.使用量の計算方法が分からない…
10.廃棄方法は?
11.湿気があるとなぜ鉄は錆びるのですか?
12.輸送時の温度・湿度は測定できますか?
13.EX-DRYを使用したコンテナ輸送実例について知りたい。
14.最近よく耳にするGHSとは何ですか?
15.SVHCとは何ですか?
16.EX-DRYとシリカゲルの性能の違いは?
17.ダンボールや木箱にて保管した場合、中の湿度はどうなるでしょうか?


1.もともとの素材の違いは?(シリカゲル対比)
◆シリカゲル(A型)とEX-DRYの素材(成分)の違いにつきましては単純に以下の通りになります。
シリカゲルA型 EX-DRY-SU Type
二酸化珪素 SiO2(無水珪酸)98%以上
(着色=湿度検知剤 のものは
塩化コバルトまたは鉄ミョウバンで着色)
無水塩化カルシウム(CaCl2)約71%
凝集剤(天然水溶性高分子)約29%
 
2.吸着効果(メカニズム)については?

シリカゲルA型 EX-DRY-SU Type
吸着(吸湿)メカニズム ・物理的吸着作用
・シリカゲル表面にある細孔により毛細管凝縮作用が働き、空気中の水蒸気を物理的に吸着し、乾燥を行う。
・また、水蒸気と同様にガス吸着能力もあり。
・水蒸気は、細孔内に物理的に吸着されている為、再放湿し易い。その為、加熱等による再生が容易。
・化学的吸着作用
・塩化カルシウムの潮解現象を利用し、空気中の水蒸気を化学的に吸着し、乾燥を行う。
・吸湿が進行し、袋内に溜まった潮解液は高分子により凝集(ゼリー状)される。
・ガス吸着能力はない。
物性等 ・表面積 650m2/g
細孔容積 0.38ml/g
※理論上、自重の38%までの吸湿が可能。
・最大吸湿量 7〜8ml/g
※理論上塩化カルシウム使用量の10倍まで吸湿可能。
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3.塩化カルシウムが主原料ですが電子部品に影響がないか?
◆EX-DRY製品としてのお答えは、”ありません” となります。
塩化カルシウム自体が電子部品や金属製品、革製品等に直に付着した場合は腐食等のダメージが起こりえますが、乾燥剤の場合、「〜その潮解液が漏れないように密閉するなどして、包装及び内容物に有害とならないような措置が施されている〜」とJIS規格(Z 0301)で定められており、その為の工夫が各塩カル系乾燥剤メーカーにとって吸湿能力と共に重要なノウハウの一つになっています。
EX-DRYの場合、他社製品を含めた塩カル系乾燥剤の中でも、最も安全性の高い凝集材の使用と最高強度の包材を使用しております。
(注)金属と乾燥剤が接触する場合にはFタイプ(片面フィルム)をお使い下さい。
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4.熱が掛かって破裂しないか?
◆外的要因により加熱される状況を想定した場合、これまでの実績から、輸送及び保管中(海上輸送等含む)に製品が破裂した事故の報告は一切ありません。
従いまして、通常における乾燥剤の使用範囲では熱による膨張及び破裂は起こりえないものと考えられます。
仮に、乾燥剤が膨張・破裂するような環境に陥った場合、乾燥剤以外の包装材料も融解する等のダメージを被る事になります。
また、そのような条件(高温)にさらされた場合に基盤自体が無事であるのかも疑問です。
乾燥剤からの発熱につきましては、これも殆ど影響が無いとお答え致します。しかし、主原料である塩化カルシウムは融雪材としての用途に優れていることからもおわかりのように、水分との反応時に水和熱(融解熱)を発生します。
主原料である塩化カルシウム単体の物性では、

CaCl2 → CaCl2・6H2O の水和熱 = 22.63Kcal/mol

となり、上記数値だけを見ますと非常に大きな値になりますが、融雪利用時においても雪が沸騰する等の現象は起きないことからも基本物性値としてご理解下さい。

但し、EX-DRYの袋内原料に急激に水分を加えた場合、手で触って温かいと感じる程度に発熱することはあります。
社内実験で原料(塩カル及び高分子の混合品)にカタログ値の最大吸湿量と同等程度の水を急激に加えた試験値では、18℃の水が38℃まで上昇を認めました。
これも乾燥剤としての働きを考慮しますと、徐々に水分を吸湿する為、実験値にあるような熱量を一度に発生させることはありません。
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5.ガスの発生があるか?
◆結論から先に申し上げますと、乾燥剤としての通常の使用範囲において、塩素ガスの発生は殆ど無いものと考えます。
主原料である塩化カルシウム(CaCl2)は自然界において比較的安定した物質であり、外的要因無しに自ら分解、化学変化を行い塩素ガスを発生する事は稀少と思われ、仮に条件が整いそれがあったとしてもごく微量と考えられます。
しかし、ある種の外的要因(化学反応・加熱)を強制的に与えることで、塩化カルシウムを分解し、塩素ガスを発生させることは可能です。
但し、化学反応においてはある種の薬品が必要であり、加熱においても数百度の高熱が条件になります。
従いまして、上記の理由から乾燥剤において使用される範囲での遊離塩素ガス発生が考えにくいとの結論になります。
例えば、乾燥剤以外に塩化カルシウムの代表的な用途として融雪剤や食品添加物として使用されておりますが、場合によっては乾燥剤以上に過酷な(塩素ガスの発生し易い)条件が与えられていることが多々考えられ、その上で塩素ガスの発生については一切問題視されていないことからもお分かりのように、併せてご判断いただければ幸いです。
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6.吸湿後熱がかかり吸着したものが戻らないか?
◆容器に直射日光が当たるなどによる急激な温度上昇により見かけの相対湿度は大きく下がることがありますが、このときの乾燥剤からの放湿は殆どないといえます。(それは絶対湿度が同じであるからです)
乾燥剤のC2値は絶対湿度に、ほぼ比例すると考えられるからです。容器内の温度が上昇すると飽和湿度が大きくなる分、相対湿度は下がることになります。(C2値については使用量計算のページを参照下さい)
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7.アジアと欧州のREACHとCLP対応は?
◆EX-DRYでは2008年9月にREACHの予備登録をしました。
EX-DRYでは2008年9月にREACHの予備登録をしました。登録対象は塩カルシウムの10-100トンで、登録期限は2018年6月となっております。

2010年12月1日より欧州CLP規則が適用になりました。(M)SDSとラベル表示も、CLP規則による危険有害性の分類結果とラベル要素を記載する必要があります(写真1参照)。 REACHでは1トン未満は登録は不要でしたが、CLPでは免除されませんので注意が必要です。

 

アジア(中国・韓国・台湾)にも化学物質に対する新たな制度が導入されつつあります。
例として中国では2010年5月1日から、台湾では2008年12月からGHS対応となっています。
中国では2011.5.1より24時間化学事故緊急相談電話番号を記載が義務付けられます。
EX-DRYでは大きいものは包材へ化学事故緊急相談電話番号を印刷しました(写真2参照)。

また台湾化学物質の登録期限は2010年12月までで、弊社は届け出を済ませ証明書を入手しました。中国向けにつきましては調査の結果,届け出の必要はないという回答を得ております。
英語版・中国語版・台湾語版のCLP対応ラベルと改訂したSDSは関係者様へお渡ししております。
写真 1 写真 2
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8.貿易の際に必要な書類について知りたい。
いろいろなデータがありますので相談してください。
1.MSDS(製品安全データーシート)→CLP対応(M)SDS表示ラベル
2.REACH SVHC(高懸念物質) 46物質(新たに8物質追加)分析データ
3.フマル酸ジメチル分析データ
4.該非判定証明書(輸出貿易管理令)
5.REACH予備登録レポート
6.台湾化学物質の登録データ
7.RoHS/ELV指令対象物質不使用保証書
8.その他 
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9.使用量の計算方法が分からない…
◆乾燥剤の使用量はその用途によって基準が異なります。
参考として挙げられるのは、
1. JIS Z 0301 防湿包装方法
2. JIS Z 0303 さび止め包装方法通則
3. JIS Z 0701 包装用シリカゲル乾燥剤
4. NDS Z 0007 防湿レベル(防衛庁規格)
5. MIL D 3464 米国軍事規格

特に塩化カルシウム系乾燥剤の使用量については、使用量の計算における基本数値について各乾燥剤メーカーそれぞれの基準で行います。
EX-DRYでは独自の理論に基づく計算方法と実績データから、無駄の無い乾燥剤使用量を提案し、コストの削減に努めています。

詳しくは東京営業所までお問い合わせ下さい。

ご好評のコンテナー丸ごと除湿など、いろいろな実例を含む新しい提案をさせていただきます。

また提案の中に出てくる弊社の使用量自動計算プログラムは梱包容器サイズXYZとバリヤーの透湿度R、輸送期間tを代入すれば乾燥剤の必要量が自動的に求められます。コスト改善のツールとしてお役立て下さい。

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10.廃棄方法は?
◆日本国内の法規に準じて、全ての部材が焼却または埋設処理が可となります。
但し、主原料の塩化カルシウムからは、沸点付近で塩化水素ガスの発生がありますので、ダイオキシン問題等を考慮すれば、焼却時には高熱で焼却するか、或いは埋設処理が望ましいと言えますが、使用後の製品は水分を多量に含んでいますので高温での焼却処理よりも埋設が望ましいと考えられます。

※注)国内ではその扱いに関して塩化カルシウムは塩化ナトリウム(食塩)と同義的に捉えられておりますので、塩化カルシウムを焼却したとしても大量のダイオキシンが発生することは考えにくいとされております。
また、商業的に多く用いられている包材のポリエステル樹脂、ポリエチレンについては埋設または焼却に問題はありませんが、埋設後長期間に亘り分解されず土中に残ってしまう可能性がありますので、焼却することが望ましいと言えます。(焼却時にダイオキシン発生はありません)

上記のことから総合的に判断の上、製造者見解としましては、使用後の製品については袋と内容物を分別の上、袋は焼却し内容物は埋設処理する事をお勧めします。
分別が容易ではない場合、埋設処理をして頂くようにお願い致します。但し、日本国外で廃棄処理を行う場合は、各国の法規に従って処理を行って下さい。
◆条件によって再使用も可能ですのでお問合せください。
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11.湿気があるとなぜ鉄は錆びるのですか?
◆錆は金属表面に結露した水滴が付着することで発生します。
水滴が金属表面に付着すると金属表面には不均衡電位が生じ、 これによる電気化学反応によって錆が形成されます。
錆を防ぐにはこの不均衡電位を抑える防錆剤,酸素をなくする脱酸素剤,湿気を抑える乾燥剤などいろいろな方法があります。
経済性と環境の面からEX-DRYをお選びになることをお勧めします。
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12.輸送時の温度・湿度は測定できますか?
◆温度・湿度記録計(ロガー)を貸し出ししています。
ロガーには70℃までの耐熱のものや、液晶のものがあり、大きさは名刺サイズです。
毎日12回(2時間毎に)測定する場合でも、6ケ月以上連続記録が可能です。
三和では現在25台のロガーを保有し、コンテナ丸ごと除湿などでの効果の確認をしております。
ロガー
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13.EX-DRYを使用したコンテナ輸送実例について知りたい。
◆データを確認ください。EX-DRYの効果が大きく出ています。
季節や期間、航路によってEX-DRYの必要数量は変りますので、東京営業所へ相談してください。
【乾燥剤なし事例】
【EX-DRY使用事例】
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14.最近よく耳にするGHSとは何ですか?
◆世界的に統一されたルールに従って、化学品を危険有害性の種類と程度により分類し、その情報が一目でわかるようラベルで表示したり、安全データシートを提供したりするシステムのことです。
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15.SVHCとは何ですか?
◆欧州化学物質庁(ECHA)が新しい化学品規制(REACH規則)に基づき、人体に影響が出る可能性が高いと発表した物質(高懸念物質)の事です。製品内に重量比で0.1%以上含まれる場合、直ちに公表をしなければいけません。
SVHC(高懸念物質)も第5弾まで進み53物質となりました。
法動向が刻々変化しております。 詳しくは弊社の東京事務所へご相談ください。
 
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16.EX-DRYとシリカゲルの性能の違いは?
◆シリカゲル100gとEX-DRY20gの性能比較をしました。
シリカゲル100gとEX-DRY20gの性能を比較したグラフとなります。
2つのバリアフィルム(サイズは同等)内にそれぞれシリカゲル100gと温度湿度測定器、EX-DRY20gと温度湿度測定器を入れバリアフィルム内の湿度変化を測定しました。
結果、EX-DRYはシリカゲルのほぼ5倍の性能であると考えます。
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17.ダンボールや木箱にて保管した場合、中の湿度はどうなるでしょうか?
ダンボール、木箱(厚:5t)、PE(厚:60μ)1重、PE(厚:60μ)2重の4種類のバリアフィルムを用意しバリアフィルム内にそれぞれ乾燥剤(EX-DRY)および測定器を入れ高湿度状況下(約90%)において中の湿度がどのように変化するかを表したグラフとなります。
結果、ダンボールおよび木箱は通しやすいため、保管・輸送には適しておりません。
ある程度厚みのあるPEのフィルムをお使いいただくのが良いと考えております。
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ISO-9001認証取得 ISO-9001