乾燥剤(除湿剤)とは?
吸湿の特性
輸送・保管における
乾燥剤の使い方

さて、ここまでは錆に対しての前提とも言えるお話をさせて頂いたわけですが、ここからは本格的に「金属を錆びさせない」ための方法について乾燥剤についての説明を交えながら実用的な視点で考えてみましょう!
◆乾燥剤(除湿剤)とは?

私たちのもっとも身近にある乾燥剤と言えば、スーパーなどで売っている煎餅や海苔の缶に入っているものや、押し入れ用の除湿剤ですね。

メーカによって材料が異なりますが、煎餅や海苔に入っているものは「シリカゲル」「石灰」から作られているものがほとんどです。また、押し入れ用の除湿剤(水が溜まるもの)は塩化カルシウムというものが原料になっています。それぞれに特性が異なりますので、状況に応じた材料を使用しているわけです。
例えば、押し入れ用の除湿剤は容器の底に水が溜まって、効果を一目で確認できる事がその特徴で、特に家庭では主婦層の驚きと賞賛を得て今の市場にまで成長したわけです。
ところが、押し入れ用除湿剤の底に溜まっているものは、実を言いますとただの水ではないのです。これは原料の塩化カルシウムが空気中の水分を吸着することによって水のようになった状態(専門用語では潮解)で、一口に言えば「ものすごく濃い塩水」と考えて下さい。

でも煎餅や海苔の中に入っている乾燥剤は水が溜まる事なんてありませんね。何故かと言いますと、「水分を吸収する方法や量が違う」というのが一番の理由です。

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