効果について…
具体的な方法

◆具体的な方法

1.除去法
『水分』 :乾燥機や乾燥剤、除湿剤を使用し空気中の水分を取り除きます。また、特に乾燥剤や除湿剤を使用する場合は密閉された空間を形成し、外部からの水分流入を減らすことで効果の向上と持続を狙います。
『酸素』 :脱酸素剤を使用し、金属周囲の酸素を取り除いて酸化させないようにします。ただし、水分除去以上に高レベルの密閉空間を形成する必要があります。 機械等で真空状態を作ることも可能ですが、実用向きではないようです。
『ガス』 :空気をフィルター等で濾過したり、吸着能力のある微多孔性物質(活性炭等)で取り除きます。

『置換』 :置換とは言っても厳密には除去することが目的です。金属周囲の空気を不活性な気体(窒素等)に置き換えることで、上記3つの要素を取り除きます。この場合も、置換した不活性ガスが抜けないような密閉空間の形成が不可欠になります。
2.遮断法
『表面』 :「油断大敵」の通り、油で表面を保護したり、防錆剤等で金属の表面に被膜を形成し、酸化反応を抑制させます。また、表面にフィルムを貼る方法もあります。
ちなみに、錆の一種ではありますが、金属表面に五酸化鉄層(黒錆)を形成して三酸化鉄(赤錆)を金属内部に進行させないという方法もあります。
(※黒錆は非常に安定した状態で、金属の表面に黒錆層が形成される事でそれ以上錆の進行が起きないという特徴があります)
『空間』 :外部から完全に密閉された空間を形成し、水分や酸素の浸入を防ぐことが目的ですが、除去法を選択した場合は、必ずと言って良いほど、この方法と組み合わせて使う必要があります。
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